Works
広島市安佐北区落合 S様邸|外壁塗装・屋根塗装・サイディング部分張り替えの施工事例
- 地域
- 広島県広島市安佐北区落合
- 施工範囲
- 屋根・外壁の洗浄(屋根洗浄前のビニール養生)/凍害で腐朽したサイディングの部分張り替え/シーリング打ち替え(サッシ際含め全て、ホワイト系)/外壁塗装(浸透固化型の下塗り・遮熱無機ハイブリッド塗料の中塗り・上塗り)/屋根塗装(遮熱下塗り・遮熱フッ素・タスペーサー)/軒天井の殺菌・防カビ塗装/雨樋のフッ素塗装/ベランダ床のトップコート3回塗り
- 使用塗料
- 外壁:中塗りにリファインシリコン(遮熱無機ハイブリッド塗料)/屋根:油性遮熱フッ素塗料(塗膜10年保証)/雨樋:フッ素塗料/軒天井:防カビ塗料
この事例のポイント
S様は外壁のところどころがボロボロになっている理由を知りたい・直してほしいとのご相談でした。他社からは「結露が原因」「外壁を全部張り替えなければいけない」と言われていましたが、調べてみると原因は結露ではなく、凍害による腐朽に結露が追い打ちをかけた状態でした。腐朽が酷い部分だけ既存と同じサイディングに張り替え、その他は特殊な劣化に合う下塗りを選んで塗装で再生。屋根は遮熱下塗りと遮熱フッ素、外壁は遮熱無機ハイブリッド塗料で、グレーから明るい色に仕上げました。
ビフォー・アフター


Diagnosis
施工前の診断
外壁:凍害による腐朽(他社では「結露が原因」と診断)

西側のベランダ外壁が著しく劣化して色ムラになっていました。冬の風がかなり当たり、サッシのあたりが凍るとのことです。サッシ回りには凍害による腐朽が出ていました。他社の調査では「結露が原因」と判断されたそうですが、実際は他の原因で劣化した結果、結露が追い打ちとなって腐朽している状態です。
一般的に、凍害は外壁材が吸い込んだ水分が凍って膨張し、表面がもろくなる現象です。
この状態を結露だと決めつけて塗装工事をすると、すぐに剥がれる可能性があります。腐朽が酷い部分は張り替えました。

外壁:特殊な劣化を起こすサイディング
この外壁サイディングは、通常のサイディングと比べて特殊な劣化を起こす製品のため、下塗りの選定が必要です。このことを知らずに普通に塗装をしてしまうと、膨れなどのトラブルを起こします。元々のグレーの色も褪せて、少し暗い印象になっていました。

シーリング:痩せと破断
シーリングの劣化が最も進行していた南面の目地です。シーリングが痩せて破断していたため交換が必要でした。奥に見える青い部分は下地のハットジョイナーという部材です。一般的に、シーリングが破断すると目地から雨水が入り込み、外壁材や下地の傷みにつながります。

軒天井:カビ
軒天井にはカビが発生していたため、全面に殺菌処理を施してから防カビタイプの塗料で塗装しました。防カビ塗料の中には塗った後にすぐカビが生えてくる製品もあるため、塗料の選択は慎重に行います。

雨樋:色あせ
雨樋は紫外線の影響でかなり色あせていましたが、著しい湾曲は見られず設置金具もしっかりしていたため、交換ではなく塗装をご提案しました。

屋根:色あせと塗膜の剥がれ、コケ
屋根も色あせて塗膜が剥がれかけていたため、塗り替えをご提案しました。洗浄すると、黒い部分は塗装ではなく長年積み重なったコケの色であることがわかりました。一般的に、コケが多い屋根は水分を含みやすく、屋根材の傷みを早めます。コケが多い屋根は濡れた瞬間に滑るため、作業にはかなりの注意が必要です。
ベランダ床:トップコートの劣化
FRP製のベランダ床に塗られているトップコート(上塗り)が劣化・汚染していたため塗り替えました。FRP床はまめにお手入れすることで30〜40年耐久します。
Process
施工工程
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01洗浄(屋根のビニール養生・外壁の圧力調整)

ビニール養生 
外壁洗浄 屋根を洗浄する前に、ビニール養生をします。汚水が隣のお家に飛び散ることを考えると、やっておいて間違いない作業です。外壁サイディングは少し特殊なパネルのため、圧力を限定して洗いました。素材に合わない圧力で洗うと、表面を傷めてしまうためです。
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02サイディングの部分張り替え

腐朽が酷い部分は、既存サイディングと同じものに張り替えました。張り替えた部分の下の壁が少しささくれていますが、下塗りでがっちり固めるため問題ありません。全面張り替えではなく、傷みの深い部分だけを交換して他は塗装で再生しています。
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03シーリング打ち替え(サッシ際含む)

撤去 
打ち替え後 シーリングはサッシ際も全て打ち替えました。外壁に白っぽい色を塗るため、ホワイト系のシーリングにしています。サッシ際のやり替えは防水紙を傷つけるおそれがあるとして避ける業者もありますが、弊社では基本的にやり替えています。
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04屋根塗装(遮熱下塗り・中塗り・遮熱フッ素上塗り)

下塗り 
上塗り 
仕上げ塗り 
完成 上塗りが遮熱塗装のため、下塗りにも遮熱塗料を塗っています。塗料を薄めて塗り伸ばさず、たっぷり厚く塗っています。下塗りの塗布量が足りないと下地がスケスケになり、すぐにわかります。上塗りには遮熱ハイブリッドのフッ素塗料を、ほとんど希釈しない濃度で塗り重ねました。雨漏り防止のタスペーサーも設置しています。屋根は塗膜10年保証です。
一般的に、タスペーサーはスレートの重なり部分に隙間を確保し、雨水の逃げ道をふさがないようにする部材です。
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05外壁塗装(浸透固化型の下塗り・中塗り・上塗り)

下塗り 
中塗り 
上塗り 下塗りには、表面が劣化したサイディングにぐいぐい染み込み、数時間後にはカチカチに固まる材料を選びました。劣化していた下地の表面が強固になり、どんな上塗りも受け付けるようになります。中塗りは遮熱無機ハイブリッド塗料のリファインシリコン、上塗りもしっかり濃い目に塗装して、ムラのない仕上がりになりました。
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06雨樋のフッ素塗装

塗装中 
完成 雨樋にもフッ素塗料を塗りました。細かい所まで長持ちする塗料で仕上げることで、外壁・屋根とメンテナンス時期をそろえられます。まるで交換したように、ムラなくきれいに仕上がりました。
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07軒天井の殺菌・防カビ塗装

軒天井は殺菌と防カビ塗装で、きれいが長持ちする状態にしました。塗る前に殺菌しておくことで、塗装後数年でカビが生えてくるのを防ぎます。
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08ベランダ床のトップコート(3回塗り)

劣化・汚染していたFRPベランダ床のトップコートを、しっかり3回塗りで仕上げ、歩くとキュッキュッと音がする仕上がりになりました。一般的なベランダ床の塗り替えは3万〜4万円程度ですが、やり替えになると10万円を軽く超える費用がかかるため、定期的なお手入れが大切です。
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09完了

色あせたグレーのお家が、青空に映える明るい印象に変わりました。外壁の色は、カラーシミュレーションで色々試していただき、一番気に入られた色に決めています。
Material
使用塗料・材料と選んだ理由
- 外壁
- 下塗り:劣化したサイディングに染み込み固まるタイプ/中塗り:リファインシリコン(遮熱無機ハイブリッド塗料)/上塗り
- 屋根
- 遮熱下塗り+遮熱ハイブリッドの油性フッ素塗料(塗膜10年保証)/タスペーサー
- 付帯部
- 雨樋:フッ素塗料/軒天井:防カビ塗料
- ベランダ床
- FRP用トップコート(3回塗り)
- シーリング
- ホワイト系
S様は遮熱塗装をご希望で、弊社の施工物件の殆どが遮熱塗装であることをご説明したうえでプランをお選びいただきました。屋根はオーナー様ご希望の油性遮熱フッ素塗装です。
外壁は特殊な劣化を起こすサイディングのため、表面に染み込んで固まる下塗りを選定し、膨れなどのトラブルを防いでいます。
Voice
お客様の声
「他社から外壁を全部張り替えなければいけないと言われて悩んでいましたが、診ていただいてよかったと思います。雨漏りの心配もなくなり安心しました。」
広島市安佐北区落合 S様(ホームページをご覧になってお問い合わせいただきました)
担当スタッフより
塗装で出来ることには限界があるのですが、私は「どこまで塗装でよみがえらせることが出来るのか」ということを知っています。リプルではサイディングの貼り替えもやっておりますが、S様邸の外壁はまだ塗装で生まれ変わらせることが出来る状態でしたので今回塗装のご提案をさせていただいたのです。今後とも宜しくお願いします
Message
代表からのひとこと

川岡 寛之 有限会社リプルクリエイト 代表取締役
S様邸は、他社から「結露が原因なので外壁を全部張り替える必要がある」と言われていたお家でした。実際に調べると、凍害による腐朽に結露が追い打ちをかけた状態で、腐朽が酷い部分以外はまだ塗装でよみがえらせることができました。原因を見誤ると、塗ってもすぐ剥がれるか、必要以上に大きな工事になってしまいます。診断から施工、お引き渡しまで責任を持って対応しています。
Q&A
この事例に関するよくある質問
Q.他社で「外壁を全部張り替える必要がある」と言われました。塗装で直せますか?
A.S様邸も他社からそう言われていましたが、診断の結果、腐朽が酷い部分だけを既存と同じサイディングに張り替え、その他は適切な下塗りを選んで塗装で再生しました。お客様からは「診ていただいてよかった」との声をいただいています。
Q.サッシまわりの外壁がボロボロなのは結露が原因ですか?
A.S様邸では他社に「結露が原因」と言われていましたが、実際は凍害などで劣化した結果、結露が追い打ちとなって腐朽している状態でした。結露だと決めつけて塗装すると、すぐに剥がれる可能性があります。
Q.劣化したサイディングに塗装しても膨れませんか?
A.S様邸のサイディングは特殊な劣化を起こす製品で、普通に塗装すると膨れなどのトラブルを起こします。表面に染み込んでカチカチに固まる下塗りを選び、下地を強固にしてから遮熱無機ハイブリッド塗料を塗りました。
Q.色あせた雨樋は交換が必要ですか?
A.S様邸の雨樋はかなり色あせていましたが、著しい湾曲がなく設置金具もしっかりしていたため、交換ではなくフッ素塗料で塗装しました。
